【Eclipse】便利なショートカット集
よく使う、もしくは覚えておくと便利だと思うEclipseのショートカットをまとめます。
ソースコード編集系は主に受講生に、ソースコード解析系は主に講師の皆様に評判良さげでした。
キーはすべてデフォルト設定の場合のものです。
コピペなど、他のエディタ等でも同じものは省いています。
ソースコードの編集に関するもの
コメントを付ける/外す
Ctrl + /
カーソルがある行の行頭に"//"を追加します。
複数行を選択することも可能です。
選択した行がすべて"//"で始まるコメント行であった場合、選択行の"//"が外れます。
コメントアウトしたいときに便利。
選択行を移動する
Alt + ↑ または ↓
カーソルがある行を1行上または1行下と入れ替えます。
あるバージョンからは複数行を選択することも可能です。
(筆者はバージョン4.4で確認。3.5あたりではできなかった気がします。)
近い行に移動したいときなどはコピペより楽。
行を削除する
Ctrl + D
カーソルがある行を削除します。
複数行を選択することも可能です。
使う機会が比較的多く、地味に便利。
形式を整える(フォーマット)
Ctrl + Shift + F
選択しているソースファイルのインデント、空行・スペースの有無などを修正します。
対象ファイルに構文エラーがあると使えません。
コード規約にあると保存前に必ずやるはずなので、覚えておくと楽。
インデントを整える
Ctrl + I
選択行のインデントを修正します。
前述のフォーマットと違い、インデント以外は修正しません。
こちらは構文エラーがあっても使えます。
}が多い/少ないなどでエラーが出ているときの確認に使えます。
あくまで選択行しか修正しないので、この前に全選択(Ctrl + A)をしておくと良いです。
変数やメソッドの名前を変える
Alt + Shift + R
カーソルがある箇所の変数またはメソッド名を変更できる状態にします。
ちゃんとスコープを判断してくれるので、余計なところを変えなくて済みます。
特に、短い名前の変数を変えたいときは置換より圧倒的に楽。
入力を補完する
Ctrl + Space
入力補完の候補を表示します。
候補が一意に決まる場合は、その文を自動的に挿入します。
「System.out.println()」は、「sysout」と入力して「Ctrl + Space」をすれば一発で挿入できます。
良く書く場合は覚えておくと非常に便利。
ソースコードの解析に関するもの
宣言を開く
F3
選択している変数またはメソッドを宣言している箇所に移動します。
主にメソッドの中身を見たいときに便利。
呼び出し階層を開く
Ctrl + Alt + H
カーソルがある箇所のメソッドの呼び出し階層を調べます。
メンバ変数に対しても使えます。
メソッドがどこから呼ばれているかを調べるときに便利。
エディタを水平方向に分割する/元に戻す
Ctrl + {
エディタのウィンドウを複製して、水平方向に分割します。
すでに分割されていた場合は、分割を解除します。
垂直方向に分割したい場合は、「Ctrl + \」でできます。
そこまで使わないけど間違って入力してしまうことがあるので、解除用に頭に入れておくと楽。
ウィンドウに関するもの
ビューの移動
Ctrl + F7
その時点で開いているビューの一覧を表示し、
Ctrlを離した時点で選択しているビューを選択した状態にします。
Ctrlを離す前であれば、F7または↑↓キーでビューを選択できます。
標準入力を使うプログラムを実行するとき、マウスを使わなくて済みます。
エディタ間の移動
Ctrl + F6
その時点で開いているソースファイル一覧を表示し、
Ctrlを離した時点で選択しているソースファイルを選択した状態にします。
Ctrlを離す前であれば、F6または↑↓キーでソースファイルを選択できます。
エディタ以外のビューを選択した状態でも使えます。